akushitsu
悪質な手口
おとり物件広告

架空の物件や既に入居者がいる物件を広告し、お客さんをとりあえず店頭に呼ぶことをおとり物件といいます。
手口としては、 「不動産会社へとりあえずお越し下さい。 」と呼んで、実際に訪問すると
① 「家主(or元付け業者)へ空き状況を電話確認してみます。」(実際にはしていない=カラ電といいます)
② 「すいません、今決ったみたいです。」や 「あなたは予約2番目です。」など
③ 「代わりに似たような物件をご紹介しましょう。」
④ 「それでは実際に物件を見に行きましょう。」
はじめは綺麗で予算オーバーの物件、次に予算内の汚い物件、最後にお客さんの要望に近い物件を紹介するといった手法です。全ての不動産会社がそうだとは言いませんが、昔からよく用いられる手法です。
これは非常に見破りにくいです。はじめに電話で確認するときに「空いていますか?」と確認しましょう。
預り金について
契約をキャンセルされることを避けるために、契約の前に「申込金・予約金・申込証拠金」などの名目で、預り金を求められるケースがあります。
預り金は、契約しなかった場合には返還されるべき性質のものですが、悪徳な不動産会社は、この預り金を還さないところがありますので、預ける場合「もしキャンセルになった場合は戻ってくるのでしょうか?」と質問しましょう。
契約時
賃貸の契約時には確認することが沢山あります。これを怠ると居住中、退去時に多額の費用を請求されますので、必ず確認しましょう。
詳しくは契約についてをご参照ください。
○ 契約時オプション
賃貸の契約時に色々なオプションを提案される場合があります。
・ハウスクリーニング(ダニ駆除)
・盗聴検査サービス
・ブロードバンド対応設備工事(マンションタイプで既に光回線が引き込まれている場合は無料です)
・鍵の取替え
いずれも必ず実施するときは、立会いのもと行うようにしましょう。やっていないのに請求される場合が多々あります。
居住中
「全所帯自動引落になりますので、引落の手続きをお願いします。」とポストに投函されるケース。
「管理会社が代わったので、引落の手続きをお願いします。」とポストに投函されるケース。
全く関係ないところへ入金されてしまう、いずれも実際にあった詐欺行為です。
不動産会社や管理会社への確認が必要です。
退去時
ポイントはいくつかありますが、なかなか実践できないのが現状です。
入居者がいなくなった後、原状回復のための修繕が行われるからです。
詳しくは、退去時の心得をご参照ください。
その他の勧誘
居住中色々なサービス勧誘があります。いずれもはっきりとした態度で断らないとその後担当者を代えてずっと営業を掛けてきます。こういう営業で良いサービスは全くありません。
もし玄関に意味不明の文字が記載されている場合は、消しましょう。(訪問営業のカモという目印です)
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