mikiwame
不動産会社を見極める
優良不動産会社とは?
優良な不動産会社とそうでない不動産会社では同じ物件でも入居時・居住中・退去時において、家賃の1か月~6か月費用が異なります。
入居時はせめて1か月~2か月位ですが、居住中・退去時に大きく異なります。
一番大事なことは、契約時ですので、ポイントを抑えておくと費用を抑えることが可能です。
※但し、部屋を綺麗に使うことが前提で、通常レベルよりも汚い使い方をすると敷金は還ってきませんのでご注意ください。
優良な不動産会社とは?
- アフターフォローを重視して、建物自体を安全に綺麗にしようと心掛けます。
但し、居住中マナーが悪い人など周りに迷惑を掛けると、必ず注意します。
親身になって相談に乗ってくれます。不動産屋会社は、住宅のプロですから、あらゆることに知識があります。
いざというときには頼りになりますので、日頃からコミュニケーションをとることをおすすめします。
- 入居時に念入りに人物をチェックされます。
周りに迷惑を掛けそうだなと思われるとはっきり断られます。たとえば連帯保証人は両親もしくは親族が求められます。厳しいチェックのおかげで、周りの人から信頼を得ています。
- 迅速に対応
トラブルが生じたとき素早く対応します。時間を置くと状況が悪くなることを理解しているからです。
- 家主と入居者に対して根拠のある説明をします。
原状回復ガイドラインのことは理解していますので、敷金精算時において家主と入居者の両者が納得するように努力します。
大切な契約をする前に事前に不動産会社を調査することができます。
不動産会社の形態
不動産会社の形態は主に2つに分かれています。
- 1.物件の管理を兼ねる不動産会社(業界用語で「元付け業者」と呼ばれます)
入居者の募集広告の他、物件の管理(機器設備の修繕や水漏れ等の対応、家賃滞納者への督促等)貸主から委託された物件を最後まで対応します。
貸主と借主の双方の窓口となっておりますので、入居後のトラブルが少ないのが特徴です。
物件の管理については、全て把握しているため、空き物件情報については、最新の情報を保有しています。
- 2.客付けのみ専門とする不動産会社(業界用語で「客付け業者」と呼ばれます)
入居者を探すのみの不動産会社です。仲介手数料を得ることが目標ですので、広告をメインに入居者を探します。
但し、客付けのみですので、入居後にトラブルが発生しても対応くれないでしょう。
「客付け業者」は「元付け業者」から依頼されて物件を広告しているため、「客付け業者」を通さず、直接 「元付け業者」で契約すると1ヶ月の費用を抑える確率が高くなります。
不動産会社の仲介手数料は、業法上家賃の1ヶ月以内と定められているため、「客付け業者」と「元付け業者」で折半すると仲介手数料が少なくなるため、礼金や敷引という名目で入居者から徴収することがよくあります。
※借主から礼金や敷引という名目で仲介手数料や広告費を徴収することは業法違反です。
また「元付け業者」は家主から直接管理を任されているため、物件についてよく知っています。
物件についての質問や家賃の値引き交渉などは「客付け業者」とは難しいでしょう。
「客付け業者」で決めるよりも「元付け業者」で物件を決めた方が、入居時に掛かる費用は、安く抑えられる可能性が高いのです。
3つ目の不動産会社
不動産会社の形態は主に2つに分かれると説明しましたが、実は3つ目も存在します。
物件の家主が不動産会社の場合です。
業法上不動産会社が家主の場合は、仲介手数料を取ってはいけないことになっています。
よくあることですが、大手不動産会社では子会社などを間にかませて仲介手数料を徴収したりします。物件についての質問や家賃の値引き交渉などは即答で行われます。
前述で説明した物件と比べ仲介手数料を支払わなくてもよいので、更に1ヶ月費用を抑えることができます。
但し、この物件はなかなか市場には出てきません。
仲介手数料を取れないため、広告費を掛けてまで入居者を募集しないからです。
通常は「客付け業者」の不動産会社へ客付け依頼を掛けます。
見つけるためには、地域の不動産会社に立ち寄ると見つかったりします。
仮に気に入られた場合は、大幅な値引き交渉も夢ではないでしょう。